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紀元前八世紀ごろ成立したとされる古代ギリシアの長大な叙事詩。全二十四歌、約一万五千行にわたり、トロイア戦争十年目に起きたアキレウスの怒りと、それがもたらす破局を描く。西洋文学の源流とされ、英雄の栄光と人間の有限性を主題化した最古の作品である。
『イーリアス』と並ぶホメロスの代表作。全二十四歌で、トロイア戦争後に故郷イタケへ帰還しようとするオデュッセウスの十年間の放浪と、王国再奪回を描く。怪物・魔女・冥界を経巡る冒険と、知略による生還の物語が、西洋における「旅」の原型を作った。