Tag
量子
-
ファインマンと量子電磁気学
1940年代末、リチャード・ファインマン、朝永振一郎、ジュリアン・シュウィンガーが独立に完成させた量子電磁気学(QED)。ファインマン・ダイアグラムという直観的計算技法を通じ、電子の異常磁気能率など実験と10桁以上一致する精度を達成。『物理学で最も精密な理論』として、以後の場の量子論・標準模型の原型となった。
-
量子力学
1925-26年、ハイゼンベルク、シュレーディンガー、ディラックらによって成立した原子・素粒子の物理学。波動関数、不確定性、確率解釈、観測による状態変化を核とする。古典物理とは根本的に異なる世界像を示し、現代エレクトロニクス・化学・材料科学・情報技術の基礎となっている。
-
不確定性原理
1927年、ヴェルナー・ハイゼンベルクが発表した量子力学の根本原理。位置と運動量のような非可換な観測量の同時測定には原理的な限界があり、ΔxΔp ≥ ℏ/2 という下限が存在する。観測の擾乱問題から普遍的な量子的構造へと理解が深められ、20世紀思想の比喩としても広く流通した。