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老子
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道徳経
『道徳経』(老子)は道家思想の根本経典。全81章、5000字余りの短い韻文で、宇宙の根本原理『道』と、その現れとしての『徳』を主題とする。『道可道非常道』で始まり、無為・柔弱・寡欲・小国寡民といった逆説的な統治論・人生論を展開する。『柔弱は剛強に勝つ』『大国は下流なり』など、力の論理を反転させる老子の洞察は、硬直した組織や過剰介入への解毒剤として現代でも読み継がれている。
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無為自然
老子・荘子を祖とする道家思想の中核概念。『無為』とは何もしないことではなく、『作為を加えない、力ずくで結果を得ようとしない』こと。『自然』は『自ずから然り』、物事がそれ自体として成ること。統治者の理想形として、そして個人の生き方として、老荘思想は『介入の美学』を説く。過剰な介入を控える現代経営論と深く響き合う。