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ローマ
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ローマ帝国の衰亡
476年、西ローマ帝国がゲルマン人傭兵隊長オドアケルに滅ぼされた。しかしこの「滅亡」は一日の出来事ではなく、3世紀の軍人皇帝時代の混乱、経済停滞、疫病、キリスト教化、異民族流入、官僚機構の肥大化など、数世紀にわたる複合的衰退の結果だった。巨大組織が緩やかに腐る複合要因の古典例。
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パックス・ロマーナ
紀元前27年のアウグストゥス即位から紀元後180年のマルクス・アウレリウス帝没まで、約200年続いたローマ帝国支配下の比較的安定した平和時代。地中海全域がローマ法と共通通貨デナリウスの下で単一市場化し、広域交易・インフラ投資・都市文化が花開いた。覇権的秩序が生む市場安定の歴史的実例。
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ローマ共和政と元老院
紀元前509年に最後の王タルクィニウス・スペルブスを追放して成立し、紀元前27年のアウグストゥスによる帝政移行まで続いたローマ共和政。二人の執政官(コンスル)、元老院、民会からなる混合政体と、任期制・同僚制・拒否権による権力抑制は、近代三権分立の源流となった。取締役会の原型。